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07 agosto ボリショイバレエ 先週ボリショイバレエを見に行きました。NYに来てすっかりバレエの魅力にはまってしまった私たちはロシアのバレエ団であるボリショイバレエの公演をとても楽しみにしていました。
今回のメトロポリタンオペラハウスの公演では4演目ありました。どれにしようかすごく迷ったのですが、パートナーが好きなドンキホーテとパンフレットに大きな写真が出ていてとても惹かれたファラオの娘に行くことにしました。
ボリショイバレエのダンサーはは一つ一つの動きが非常に洗練されていてダイナミックで美しかったです。
ドンキホーテはABTのバージョンも以前に見たのですが、また違う演出で楽しめました。喜劇の要素もあり面白かったです。
ファラオの娘は最終日でもあり満員でした。プリンシパルの息がぴったりあっていてとてもよかったです。 02 luglio Swan Lake ABT(アメリカン・バレエ・シアター)の白鳥の湖を見に行きました。4歳くらいのときテレビでバレエの公演をみて、子供ながら非常に感動したのを覚えています。子供の頃の夢はバレエリーナになることでした。
でも結局今に至るまで一度もバレエを習うことはなくきてしまいました。
そんな思い入れのある公演だったので一ヶ月以上も前からチケットを買い楽しみにしていました。
プロローグ
悪魔ロットバルトにオデット姫は白鳥にかえられてしまう。
ActⅠ
ジークフリート王子の誕生日を祝う会が催されている。そこで王子は母の皇后に明日のパーティで花嫁を選ぶように言われる。日が暮れて、ただずむ王子を友人ベンノが白鳥狩りにさそう。
Act Ⅱ
王子は月明かりの照らす湖のほとりの森で白鳥たちが飛んでくるのをみる。すると一羽の白鳥がひときわ美しい女性に変身した。ジークフリート王子は思わず近づくが、彼女は怖がって逃げてしまう。王子が決して危害をくわえないとちかうと、彼女は安心し、自分の身について語りだす。彼女は高貴な家の出で、オデット姫というが悪魔ロットバルトに白鳥にかえられてしまったこと、そして彼女に永遠の愛を誓うものが現れたとき人間に戻ることができるが、もしその誓いが破られると永遠に白鳥のままになってしまうと。王子はもはや彼の運命は姫とともにあると感じる。夜が明けてオデット姫は白鳥に戻り森の中に消えていく。
Act Ⅲ
舞踏会。各国の姫君や貴族達が華やかなダンスを繰り広げる。ハンガリー、スペイン、イタリア、ポーランドの姫君たち。しかしオデット姫に心を奪われているジークフリート王子には花嫁を選ぶことができない。
トランペットが新たな客の到着を告げる。ロットバルドとその娘オディールが到着する。オディールの魅惑的な踊りにジークフリート王子はオディールと結婚すると告げてしまう。するとあたりは闇に包まれ、王子はだまされたことをさとる。そしてドアのところに立つオデット姫に気がつく。
Act Ⅳ
湖のほとり、ジークフリート王子はオデット姫に謝罪する。しかしもはや、姫が王子を殺さない限り姫は永遠に白鳥のままになる運命となった。そこに悪魔ロットバルトが登場する。ジークフリート王子とオデット姫は永遠の愛を貫くため、共に湖に身をなげる。
愛の力にうたれた、ロットバルトも息たえる。
夜明け。二人は天で永遠になる。
今回は今期の初演ということもあったと思うのですが素晴らしかったです。特にオデット―オディール役の Gillian Murphyという人が素晴らしかったです。大胆で華麗な踊りから繊細な表現までとても美しく神々しい感じがしました。Act Ⅱでオデットが森の中に消えていくところなど、音もなく小刻みなステップで消えていって本当の白鳥のようでした。今まで見た中で一番良かったです。
10 febbraio JewelsバランシンのJewelsを見に行きました。1967年初演で全3幕のバレエです。第1幕エメラルド、第2幕ルビー、第3幕ダイヤモンドをイメージしています。 第1幕 エメラルド フランスをイメージして作られたこのパートは、フォーレの音楽「ぺリアスと、メリザンド」「シャロイック」です。フランスをイメージして作られたこのパートはとても優雅でした。エメラルドグリーンの衣装が光に宝石のようにきらきらと反射して幕が開いたとたん息をのみました。 第2幕 ルビー アメリカをイメージして作られたこのパートは20世紀の偉大な作曲家でバランシンとも親交の深かったストラヴィンスキーの音楽です。ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(奇想曲)です。ダイナミックで現代的でバランシンのよさがあますところなく発揮された部分だと思いました。赤と黒の衣装もシャープでとても印象的でした。 第3幕 ダイヤモンド バランシンの故国ロシアをイメージしたこのパートの音楽はチャイコフスキーの交響曲3番です。優雅さという点ではエメラルドとも通じる部分もあるのですが、エメラルドはブーシェの絵のような軽やかさであったのと対比して高貴で格調高い優雅さでした。プリンシパルが踊るとてもゆっくりとした部分があるのですが優雅で高貴で、少しも軸が揺らぐことなく、ピーンと一本張り詰めた緊張感が心地よく素晴らしかったです。ダイヤモンドをイメージした白いコスチュームも雪深いロシアの静けさと美しさを反映しているようでした。最後は32人の群舞でチャイコフスキーらしく華やかに終わりました。 私の感想としては第3幕が一番良かったです。パートナーは第2幕が好きだと言っていました。バランシンのバレエは、目で見る音楽だと聴いたことがありますが、本当にそうだと思いました。3つとも全然個性が違うけどそれぞれに本当に素晴らしくてよかったです。 27 gennaio バレエ ゴールドベルク変奏曲(バッハ)ニューヨーク・シティ・バレエを見に行きました。今回の曲はバッハのゴールドベルク変奏曲とストラヴィンスキーのアゴンでした。バッハのゴールドベルク変奏曲は異色の天才ピアニストといわれたグレン・グールドの82年番のCDが家にあって最近よく聴いていました。もともとこの曲は1742年ごろに出版された「クラヴィーア練習曲」の第四部として作曲されたものです。不眠症に悩んでいたカイザーリンク伯爵のために作曲し、伯爵のお抱え音楽家だった弟子のヨハン・ゴットリープ・ゴールドベルクに演奏させた曲、ということです。パートナーは眠れないときに聴いていたといっていたけど、私は聴いたら余計眠れなりますけど。。。 バッハの大好きな曲をモチーフにしたバレエ、ということでとても楽しみにしていました。振り付けはバレエとミュージカル両分野でもっとも優れた振り付家といわれているジェローム・ロビンズです。ミュージカルでは「王様と私」「ウエストサイドストーリー」「屋根の上のバイオリン引き」などの振り付けをしています。予想通り素晴らしい舞台でした。私はこの曲の最初のアリアの部分が好きなのですが、最初と最後に繰り返され、最初はしっとりとした感じの踊りでしたが、最後は32人の大舞台で華やかに終わりました。また曲中女性が手を上に差し伸べてゆっくりと崩れるのを音もなく男性が高く持ち上げる部分では天に昇っていく天使のようでした。 ストラビンスキーのアゴンの振り付けはニューヨーク・シティ・バレエの創立者および初代芸術監督であったジョージ・バラシンです。グルジア人作曲家を父に生まれ、ロシア帝室バレエ学校とレニングラード音楽院で学んだあとロシア・バレエ団で大成功を収め、その後アメリカに渡った人です。彼の傑作中の傑作といわれるこの作品では黒と白の衣装をまとい一切の無駄を排した中に根源的な肉体と運動の美が表現されていると思いました。また彼は優れた音楽家でもあり、特にストラヴィンスキーとは親交が深かったそうです。 バラシンは、バレエの理念の基礎を「純粋舞踏」におきダンサーはその舞踏運動において単に文学的主題のみ描写するのではなく、肉体それ自体の真の美しさとその運動から生まれる純粋な美を統合することとしています。だから彼の作品はしばしば“プロットレス・バレエ”“抽象バレエ”と言われているそうです。恥ずかしながら日本ではバレエを見たことがなかったので、バレエというと白鳥の湖のようなストーリー性あふれるのもだとばかり思っていたので、最初に見たときは予想とあまりにも違ったのでとても驚きました。でもなんだかわからないけど舞台にひきつけられると思っていました。本当に美しいのです。しっとりした感情豊かな部分も躍動感にあふれる部分も。人間にとって音楽に合わせて踊ることは自然なことなんだなと思いました。 |
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