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07 settembre

Shakespeare in the Park

 夏のセントラルパーク恒例イベントである、Shakespeare in the Park に行ってきました。これはPublic Theaterが主催する無料のイベントです。運営資金は寄付でまかなわれます。今年の演目は前半が "As you like"で、後半が "Two gentlemem of Verona"でした。たまたま知り合いが "As you like"で衣装を作っているということだったのでこれに行こうと思っていたのですが、残念なことにすごい人気でチケットが全然取れませんでした。無料なので一般のお客さんは当日シアターに並んでチケットをもらうのですが、最低3時間前、人によっては5時間前に並ぶ人もいるということ、、、でした。今回は運よく、知り合いを通して"Two gentlemen of Verona"のチケットを入手できました。
 
 シェークスピアの劇ということだったので古典劇を想像して行ったのですが、ミュージカル風の現代劇でびっくりしました。でも声量もパフォーマンスも素晴らしく期待以上の作品でした。ちょっとした動作もとてもコミカルで、時にパロディーあり(市長選のパロディーもありました)、ずっと笑い通しでした。芸達者な本物のわんちゃんもでてきたり。この子は本当に演技をしていました。
 
 恋のために親友と恋人を裏切るプローテュース、途中山賊になったり最後にプローテュースと仲直りした際愛するシルビアを譲ろうとするヴァレンタイン、、、さっぱり理解できないなあと思っていましたが、これをみてなんとなく納得しました。ああ、プローテュースは悪人ではないけどおっちょこちょいの浮気者で、でもなんとなく憎めない若者だったんだなあって。
 
 プローテュースが一度裏切るシルビアが最後にプローテュースに文句を言うところでスペイン語で言っていて、何を言っているんだかわからなかったけど、とても迫力がありました。やっぱりラテンパワーはすごいなあと実感しました。
 
 一番印象に残ったのはヴァレンタイン役の人でした。非常に美しい力強い歌でした。
 
 とても楽しい劇でした。最後に無料だけどハリケーンのための寄付をお願いしていたので心ばかり寄付してきました。素晴らしい劇を見た感謝の気持ちか、ほとんどの人が寄付していました。
23 giugno

Movin' Out

 ビリー・ジョエルの24ものヒット曲に合わせて、バレエを基調としたダンスが展開されます。台詞はありません。もとABTのダンサー等が多数出演しているのでダンスのレベルは非常に高かったです。

 ストーリーは60年代のロングアイランドに始まります。若い男女の恋愛が軽快に描かれる一方、戦争に行き戦死してしまう場面があったり、ドラッグにおぼれたり、その時代に生きる若者の喜びと苦悩が描かれています。

 台詞がまったくなく、最初はバレエとビリー・ジョエルの歌の取り合わせに戸惑いましたが、次第に舞台に引き込まれていきました。生のバンドで熱唱される歌をバックに繰り広げられるダンスがとても印象に残りました。

22 giugno

ライオンキング

 住んでいるアパートが老朽化してカビがひどいということで、アパートの補修工事のため3週間ほどブロードウェイに程近い50St.の周辺に仮住まいをしていました。

 家具つきの長期滞在型のホテルで、ドアマンも親切なとてもきれいなところでした。まるでトレンディドラマのような環境で、こんな家に住んだことがなかったのでとても楽しく3週間過ごしました。

 ブロードウェイに近かったのでミュージカルも2つ見に行きました。今日はライオンキングについて書こうと思います。ライオンキングはNYを離れる前に一度は見に行きたいと思っていましたが、人気なのでなかなかティケットが手に入らなくて今まで行きませんでした。いつもはTKTSに当日並んでディスカウントチケットを買うのですが、それでは手に入らないので気合をいれて、一ヶ月前に直接BOXに買いに行きました。

 アフリカの広大なサバンナに誕生した子ライオン(シンバ)が、父王ライオン(ムファサ)の死で一度王国を離れるものの、成長し陰謀に打ち勝ち見事王国を取り戻すという内容でした。そこに友情、恋愛などのテーマもからみます。

 女性前衛芸術家のジュリー・テイモアの演出が素晴らしかったです。影絵や文楽など彼女が深いインスピレーションを受けたアジアの演劇の要素が多分に盛り込まれています。舞台の限られた空間で、サバンナの広大さを表現するのは非常に困難なことだと思いますが、次第に大きくなる影絵で遠い距離を移動したことを表現したり、傘をさかさまにしたようなスカートをはいた草の役の人がダンスをすることで風にそよぐ草原を表現したり、とても斬新なアイディアが盛り込まれていました。動物達も良くできていて面白かったです。とくにきりんは人が両手両足で竹馬をするような格好で表現していて印象に残りました。衣装も原色の美しい組み合わせでアフリカの鮮やかな色彩が表現されていてよかったです。

 歌では、ラフィキという年をとったヒヒの呪術師の役の人が力強く野生的でとても良かったです。

 ディズニー映画ということもあり小さな子供もたくさん見に来ていました。大人も子供も楽しめる作品だと思いました。

 

22 novembre

MAMMA MIA!

 BroadwayにMAMMA MIA! 見に行きました。日本にいる頃から劇団四季のを見に行きたかったんですが、四季の会員ではなかったので予約がぜんぜんとれなくって行けませんでした。今回は平日に行ったのですがほぼ満席でした。

 1999年のLondon公演に始まり、NYでは2001年かBroadway公演が始まったようです。現在はロンドン、パリ、ベルリン、マドリッドなどのヨーロッパ各都市からオーストラリア、南アフリカ、そしてアジアでは東京、シンガポール、ソウル、そして今度大阪公演がスタートするようですね。

 MAMMA MIA! は直訳すると「わたしのおかあさん」って意味ですが、英語の"Oh my God !"のような意味だそうです。ABBAの曲が20曲以上も登場します。どの曲もABBAのメンバーが、このミュージカルのために作ったかのようだ、といっているようにぴったりあっています。ABBAのことはぜんぜん知らなかったのですが、ABBA結成から30年近くたっているのにもかかわらずとても新鮮な感じがしました。

 エーゲ海に浮かぶ小島を舞台に結婚をひかえた娘が、父親を探すというところからはじまります。ミュージカル自体も素晴らしくてみると元気をもらえる感じですが、それに加えて印象的だったのは観ているお客さんでした。ABBAの曲がモチーフになっていることもあり青春時代にその曲を聴いていたのだな~と思われるような50代以上の方が多かったのですが、みんなのりのりでナンバーにあわせて歌ったり、最後には一緒に踊っていました。舞台と観客が一体になって空間を作り出していました。

 思わず、MAMMA MIA!のミュージカルCDを買ってしまいました。DANCING QUEENとか聞くと一緒に踊ってしまいます。

 見るとパワーがもらえる、是非是非お勧めのミュージカルです。