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13 aprile

シカゴ

 先週末から月曜日にかけてシカゴに行ってきました。ミッフィーの初旅行です。行きは私とミッフィーの2人で行き、現地でパートナーと落ち合いました。
 やっぱり赤ちゃん連れの旅行は大変でした。。。。でも周囲の人も航空会社の人も助けてくれたのでとてもうれしかったです。本当に有難いことです。
 ホテルは市街地から地下鉄で40分ほどのCumberlandというところに泊まりました。
 1日目は昼過ぎについてゆっくり昼食兼夕食をとってちょっと休憩した後、私だけCeltic Womanのコンサートに行かせてもらいました。Celtic Womanはトリノオリンピックで荒川選手がエキシビジョンで使ったYou raise me upを歌っているグループです。女性5人のグループ(うち一人はバイオリニスト)で透明感のある声がアイルランドの青い澄んだ海のようでした。個人的にはMaireadさんの声が一番いいと思いました。
 2日目はArt institute of Chicago(シカゴ美術館)に行きました。印象派の絵が有名です。私はルノワールの"Two sisters"がいいと思いました。パートナーは刺繍をする女性の絵(題名は忘れてしまいました)がいいと言っていました。ピカソのroseの時代の母子の絵も良かったです。
 3日目は午前中、ミッフィーと私は再度美術館へ、パートナーは次の就職先の面接へ行きました。午後落ち合い今度はSears Tower のSkydeckにのぼりました。とても天気が良かったので遠くまで見渡せてとてもきれいでした。シカゴは1871年の大火災で市の3分の1が消失してしまいましたが、そのあと最新の建築技術を試してみたい若手建築家が全米から集まり、世界初の高層建築、10階建てのモントークビルが建設され以後続々と建てられていったそうです。
 3日間でしたがとても楽しい旅行でした。
04 ottobre

ボストン旅行

 遅くなりましたが、9月の頭のlabor day(勤労感謝の日)を利用してボストンに2泊3日で行きました。
ボストンで勉強している友人がいるのでそこでお世話になりました。
 彼女はもともとパートナーの予備校、大学時代の友人なのですが、私たちの結婚式にきてもらったり、NYに来てからも遊びに来てもらったりして、いろいろ話をしたところ意気投合して、今では私のほうが親しい友人?です。なので仕事が忙しいパートナーをNYに残し、ボストンまで一人で遊びに行ってきました。ワシントンDCやフィラデルフフィアはチャイナタウンバスで行ったのですが、今回は初めてアムトラックという長距離電車に乗ってみました。
 今まで、東海岸では、ワシントンDC、フィラデルフィア、ナイアガラに行ったので、是非時間があるうちにボストンにも行ってみたかったのです。
 ボストンは歴史的な建造物も多いし、ハーバード大学やMITなどの有名な大学も多く、きっとNYとは全然違う雰囲気なんだろうなと思っていました。
 今回はあくまでのんびりとおしゃべりを楽しむ予定だったので、ゆったりとした予定を立てました。
 
 1日目 ロブスターとクラムチャウダーの昼食後、
      ボストンを一望できるタワーでお茶、
      その後港を散歩
 2日目 ボストン美術館、リッツ・カールトンホテルで優雅なハイティー
      (英国式午後のお茶)
      トリニティ教会、パブリックガーデン
 3日目 Duck Tourでボストン一周
 
 ボストン美術館は「本国以外では最大」といわれるそうなのですが、日本美術品が充実していました。またモネの「日本娘」など印象派の作品もよかったです。
 
 リッツ・カールトンホテルのお茶は優雅でとても素敵な時間が過ごせました。ポットにたっぷりはいったお茶とプレートが付いてくるのですが、このプレートがとてもかわいいのです。一つ目のプレートはサンドイッチのプレートでした。有名なきゅうりとチーズのサンドイッチ、の他にキャビアやスモークサーモンののったものもありました。二つ目のプレートはプチフールが満載でした。すごくかわいかったです。
 
 日程のなかにお茶の時間が多いのですが、彼女は精神世界や東洋医学に興味があるので、話がつきないのです。
 
 2日目が終わってそういえばボストンあんまり観光してないね!ということになり3日目に1時間くらいで簡単にボストンの有名どころをまわってくれるツアーに参加しました。これはとても面白いバスで、なんと川ではボートに変身するのです。チャールズリバーのクルージングは風も気持ちよく楽しかったです。(だから名前があひるなのですね!)。時間があれば歩いて回るとよい、フリーダムトレイル(ボストン虐殺事件などのあったところ)も垣間見ることができました。
 
 彼女の大学の寮にとめてもらいとても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
27 luglio

ナイアガラ

7/23、24と一泊でナイアガラに行ってきました。中学生のときの教科書にアメリカにホームステイに行って、ナイアガラ観光にいくというのがありました。ずっと行ってみたかった場所です。
 カナダ側に滞在しました。予想以上に素晴らしい滝に感動しました。馬蹄形のカナダ滝と、アメリカ側のアメリカ滝とブライダル・ベイル滝の3つの滝があります。今回はちょっとのんびりと一泊したので遊覧船Maid of the Mistにのったり、Skylon Towerにのぼったり、Journey behind the Falls という滝を裏側からみたりといろいろな角度から見ることができました。また、明るい日中の日差しの中、夜景、日の出と刻々と変わる滝の表情を見ることもできました。
 2日目にはNiagara on the lake といってナイアガラ川がオンタリオ湖に注ぐ位置にある19世紀ビクトリア朝様式のかわいい街にも行きました。おみやげ店やカフェとがとても素敵でした。
 みんな親切だったしとてもいい、印象に残る旅ができました。
22 gennaio

フィラデルフィア 4

 3日目の後半はNational Liberty Museumと自由の鐘、独立記念館を見学しました。

 National Liberty Museumは最近できた博物館です。まだ新しい博物館なのですが、ちょうどキング牧師の祝日も重なっていろいろな人が見学に来ていました。2階が入り口になっていました。1階は自由にまつわるガラス工芸品、アメリカの移民の歴史、2階は歴代ノーベル平和賞受賞者、アメリカの人種差別の歴史、3階は第二次世界大戦中のユダヤ人迫害、世界の独裁者と平和運動家、障害を持って活躍する人々、暴力犯罪、4階は宗教についての展示がありました。

 まず、入館するとキング牧師の祝日ということもあり大画面で有名な"I have a dream."の演説が映し出されている前で子供たちがワッペン作りなどの工作をしていました。この演説は聴いたことがありましたが、画面をみると改めて感動しました。差別の歴史の展示では差別主義者による、有色人および擁護白人に対する殺害事件、同性愛者の方を起用した役所の上司ともども殺害した事件など2000年近くになってもこのような事件が起きていることに大きな衝撃を受けました。

 ユダヤ人迫害の歴史では極限状態で私的公的にどれほど人間として大切なことができた人がいたか、ということが展示されていました。外交官として6000人のユダヤ人にビザを発行した杉原千畝、長崎とも関係のある身代わりになって餓死刑となったコルベ神父も展示されていました。

 アメリカでは犯罪発生率が日本の11倍、子供の殺人事件が1日12件、ドメスティックバイオレンスが1日4件発生しているとありました。またHate団体が600余存在しているともありました。

 この博物館は決して大きな博物館ではありませんが、みっちり4時間鑑賞しました。「我々は多様なバックグラウンドを持っていることを誇りに思う、どこの出身であれその人の能力の評価には制限はない。アメリカはfreedomに対する誇りを汚してはならない。暴力による人権侵害は許されない。」ということがすべての展示から感じました。もちろんこの国に住んでいると様々な点で矛盾を感じることもありますが、やはりこういう人がいることそしてそれを伝えようとしてこのような博物館があるところにこの国の奥深さを感じました。日本から来て当初は批判的にみることが多かったのですが、今はいろいろな視点を勉強して、批判だけでなく理解しようと思っています。共感的な態度なしに批判ばかりではなにも生まれない、そしてそのためには相手に対する深い理解と愛が必要なのだろうと思います。

 そういえばフィラデルフィアとはギリシア語で兄弟愛という意味だなあと思いました。

20 gennaio

フィラデルフィア 3

 3日目の前半はダウンタウンの中心部の観光をしました。

 フィラデルフィア市庁舎は1871年に建設が計画された時点では世界一の高層建築になる予定でしたが、30年がかりで完成したときにはパリのエッフェル塔に抜かれてしまったそうです。でもとても美しい建築でした。ちょうどフットボールの時期だったらしく、"Go Eagls"の垂れ幕がかかっていたのがミスマッチで面白かったです。

 メソニック・テンプルは秘密結社だそうですが見学ができるそうです。今回は祝日ということもありお休みでした。

 聖ペトロ・パウロ大聖堂は1864年に建築されたカトリックの大聖堂です。とても立派な教会で大きなパイプオルガンや、素晴らしいステンドグラスがありました。長崎ともゆかりのある第二次世界大戦中にナチスの強制収容所で、一人の男性の身代わりになってなくなったコルベ神父も壁画に描かれていました。

 NYにもありますが大きなLOVEの前で記念撮影をしました。

19 gennaio

フィラデルフィア 2

 2日めはロダン美術館に行きました。ここはパリに次ぐ二番目の規模のロダン美術館だそうです。フィラデルフィア美術館から4ブロック東にあります。それほど大きな美術館ではありませんが、時期柄人が少なかったこと、思いかげず学芸員の解説を聞くことができたことでとても充実した時間を過ごせました。

 ロダンには3人の重要な女性がいたことを知りました。姉のマリア、カミーユ・クローデル、妻のローズです。姉マリアはロダンのよき理解者でしたが、ロダンの友人の画家との恋愛の破局により修道院に入りますが、心は癒されず結局自殺してしまいます。敬愛する姉の死にロダンは自らを責め、聖サクラメント修道会にて見習い修道士として1年余りを過ごしました。カミーユ・クローデルとロダンが出会ったとき、カミーユ22歳、ロダン46歳でした。カミーユはロダンの弟子であり助手であり愛人でした。カミーユはロダンのインスピレーションの源でした。"I have told her where to find gold, but the gold that she finds is all her own"しかし彼らの関係は破滅的な結末を迎え、カミーユはその後精神病院で余生を送ることになります。ローズはロダンと若い頃出会い、一子を設けますが正式に結婚するのは彼らが晩年(ロダン77才、ローズ73才)になってからです。その16日後にローズは死去、さらに9ヵ月後にロダンも死去しました。

 この美術館には有名な考える人、地獄の門、カレーの市民があります。考える人は実は地獄の門のために最初制作されたそうです。地獄の門のなかにも小さな考える人がいます。地獄の門は制作に40年も費やし未完に終わっていることを始めて知りました。カレーの市民は中世にイギリスのエドワード3世がカレーと戦争したとき、市民の命を助ける代わりに6人のもっとも高貴な市民にはだしでロープを首に巻きつけて市の鍵を持たせて差し出せといったという史実より制作されたものです。うつむく人、頭を抱える人、前を向いて運命を受け入れたかのような人、崇高な意思を持つ集団の中に個々の人生があることを豊かに表現しています。

 小さな作品の中にもとても心惹かれるものがたくさんありました。"Eternal Spring", "Young Mother in Grotto", "The Call to Arms", "I am beautiful"などがとても心惹かれました。こんなにも美しく肉体をそして思想を表現することができるのかと思いました。

 他にもバルザックや日本人の唯一のモデルである花子さんや様々な作品がありました。バルザックの堂々とした像も良かったのですが、バルザックと名づけられた小さなおっとせいの彫刻は思わず笑ってしまいました。

18 gennaio

フィラデルフィア 1

 キング牧師の祝日を利用してフィラデルフィアに2泊3日で旅行に行きました。NYからはバスを利用して片道1.5時間程度、10ドルなので気軽に行けました。

 1日目:フィラデルフィア美術館、2日目:ロダン美術館、ビジターセンター、3日目:聖ペトロ&パウロ大聖堂、フィラデルフィア市庁舎、メソニックテンプル、National Liberty Museum、リバティベル、独立記念館という日程でした。あまり綿密に計画しなかったのですが、ホテルの人にお勧めの場所のパンフレットをもらったりして楽しく旅行できました。

 1日目はフィラデルフィア美術館。ここはアメリカで3番目の規模を誇る美術館です。私の今回の旅の一番の目的である、個人蔵のフェルメールの絵が1点3月まで飾られています。この絵は昨年7月7日ロンドンのサザビーズでオークションにかけられ1620万ポンド(約32億6千万円)で落札された作品です。フェルメールの作品がオークションに登場するのは1921年以来で、贋作の疑いがあり作品リストから外されていましたが10年に及ぶX線検査などによりフェルメールの作品として断定されたものです。このようないわくのある絵ですが、2階のヨーロッパ美術1500-1850年 オランダルームにひっそりと展示されていました。この作品は1670年の作品でフェルメールの晩年の作品にあたります。同時期に描かれた、ルーヴル美術館蔵の「レースを編む女」のクッションからはみでた糸とと髪に飾られた赤いリボンの不思議な質感が似ていると思いました。絵の構成としては左前方から差し込む光のした、バージナル(小さなハープシコードのようなもの)を弾く若い女性という、フェルメールの作品でよく題材とされた構成です。壁に装飾はなくあっさりした感じです。でもやわらかい光や布の質感や女性の表情のニュアンスはとても心惹かれました。他の観光客もかならず足をとめてじっと見入っていました。

 そのほかの作品ではロヒール・ファン・デル・ウェイデンのキリストの磔刑、聖母マリアと福音書記者聖ヨハネの嘆き、ルーベンスの縛られたプロメテウス、エドゥワード・シャルモンのムーア人の首長、ルソーのカーニバルの夕べ、セザンヌの大水浴などが心に残りました。

 大ホール一杯に飾られていた絨毯やマンダパ遺構、サン・ローラン修道院聖堂の正面扉口なども良かったです。日本の茶室もあってみんな興味深そうに見ていました。